よくあるご質問

補聴器を検討されている方

補聴器購入において医療費控除を受けるにはどうすればいいですか？
また、その他助成制度などはありますか？
2018年度から「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を活用することにより、診療等のために補聴器が直接必要である旨を証明された場合は、当該補聴器の購入費用について医療費控除を受けられるようになりました。医療費控除を受けるためには以下の手順が必要になります。
  1. 補聴器を購入する前に、補聴器相談医を受診し、検査・診断を受ける※1
  2. 補聴器相談医が必要事項※2を記入した「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を受け取る
  3. 認定補聴器技能者の在籍している補聴器販売店に行き「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」を提出し、補聴器を購入する
  4. 補聴器販売店で「補聴器適合に関する診療情報提供書(2018)」の写しと補聴器購入費用の領収証を受け取る
  5. 当該年度の確定申告の際に医療費控除対象として申請し、保存する

※1　補聴器の装用が適当と判断されなかった場合には発行されません
※2　第5項「医師による診察や治療を受けるために直接必要」の□欄にチェックが入っていないと医療費控除の対象になりません
両耳共に難聴ですが、補聴器は片耳装用で大丈夫ですか？
人の聞こえは左右の耳が補い合って聞いています。お客様の聞こえの状況やお耳の状態により片耳装用が適している場合もありますが多くの場合は両耳の聞こえを補った方が効果を感じやすいと言われています。

片耳装用に比べ両耳装用の方が以下のような効果が期待できます。
  1. 雑音下でも聞き取りやすい
    左右の耳で補い合うので、雑音下でも音や言葉が聞きとりやすくなります
  2. 音の方向がわかりやすい
    後ろから近づいてくる車や、自転車のベルなどの音の方向や話しかけられた方向がわかりやすくなります
  3. より豊かに聞こえて楽しめる
    音の広がりや奥行きが増し、立体感のある聞こえでより楽しめます
  4. 聞きやすい範囲が広がります
    片耳装用に比べ、聞こえの範囲がより広がります
補聴器を装用すると耳が悪くなったりしませんか？
補聴器は使用者様の聴力に合わせて適切に調整するものです。定期的に適切な調整をして使用するうえでは、聴力を悪化させることはないと言われています。
難聴と認知症は関連がありますか？
厚生労働省より発表された「認知症施策推進総合戦略（新オレンジプラン）」の中で、認知症の危険因子の中の一つに難聴が掲げられています。
当店では、東京慈恵会医科大学精神医学講座 教授 繁田雅弘先生と、慶應義塾大学医学部耳鼻咽喉科・頭頸部外科 教授・診療科部長 小川郁先生の対談の「難聴と認知症の関係を知ろう」のリーフレットをご用意しています。
店舗にてお渡ししておりますので、ご希望の方はお声かけください。
補聴器(もしくは集音器)は価格差が大きく、どれを選べば良いのかわかりません。値段で聞こえが大きく変わるのでしょうか？
必ずしも、高価な補聴器ほどよく聞こえるようになるわけではありません。
高価な補聴器には、
・周囲の雑音をより抑える効果
・言葉の特徴をハッキリさせる効果
・突発的な大きな音を抑える効果
・選択できる形状・色が増える
など、補聴器を快適に使用できる機能が充実しております。
結果として、お客様の耳の状態や、ご使用される環境によっては、高価な補聴器のほうが汎用性がある場合が多くなります。

したがって、価格だけで決めるのではなく、目的や環境などを考慮した補聴器選びをされることをお勧めいたします。
どんなに些細なことでも構いませんので私たちにご相談ください。
補聴器の寿命はどれくらい？
使用環境や状況によって大きく異なります。補聴器は精密機械ですので、汗や汚れによって故障しやすくなります。障害者総合支援法における耐用年数では5年と定められていますが、使用する環境や頻度により大きく異なります。日頃のお手入れや、補聴器販売店での点検などを心がけていただくと故障しにくくなります。
 
相談には家族も同席した方がよい？
ご相談時はご家族様もご一緒でのご来店をおススメしています。

補聴器は医療機器であり、一般的な電子機器とは異なります。
補聴器の得意なコト、苦手なコト、取り扱いの注意点やご家族に協力いただきたいコトなどが多くあります。
ご家族様にも、補聴器のコトや難聴者の聞こえの特徴をよく知っていただくことにより、ご利用者様の不安が軽減したり、家庭内での会話がよりスムーズになったりします。

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