【渋谷店】ニュアンス

みなさんお酒の味を表現するとき、どんな言葉を使いますか?
「おいしい」や「飲みやすい」といったものから、「まろやか」とか「味に輪郭がある」とか「少しトゲがある」とか。
まあ、お酒に限った話ではないかもしれませんが、味の表現をする時って、こんな感じでニュアンスによる表現になることが多いのではないかと思います。

実はこれ、補聴器の調整と通ずる部分があると個人的に思っています。
勝手に思っていることなので、全補聴器のフィッターに通じる話ではないかもしれません。あしからず。
(補聴器の調整をする人を、フィッティングをする人通称フィッターと呼ぶことがあります。かっこ良いですよね)

補聴器の音も、お客様によって感じ方はそれぞれです。
もちろん「○○の音がうるさい」とか「○○の声が聞こえない」という感じ方や表現も多いのですが、
なにせ感覚の部分なので「もうちょっと柔らかい音にして」「くっきりと芯が通った音が好みなんだ」というようなお話をしてくださる方もいます。

言葉を聞き取るというところが補聴器の本意ではありますが、補聴器をつけるということはずっとその調整の音を聞き続けるということになります。
となると、生活環境や聴力や性格やいろいろな要素によって、好みの音質があるのは当然です。

補聴器の調整は測定等行いながら数字を重要視していきますが、こういった感覚の部分も大きな材料となります。
現在のデジタル補聴器は細かい調整が可能なため、この辺りも(もちろん限界はありますが)対応できる部分で、
例えば低域の音を入れると音が柔らかくなり丸くなる感じ、広域の音を入れると音がくっきりクリアになったと感じる方が多いです。
あくまで一例なので、調整状態によっては様々な対応が考えられます。
極端な話、耳栓のサイズを少し変えるだけで、印象がガラッと変わることもあります。

なかなかうまく言葉にしにくいところかとは思いますが、ぜひ感じたままの表現で補聴器の音についての要望を教えてください。
極力くみ取って、よりよい補聴器の状態にできるよう善処いたします

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