表題の通り、補聴器の値段は出せる音の大きさではほとんど変わりません。軽度=安価/重度=高額のようなイメージがありますが、これは補聴器に対するよくある誤解です。
聞こえにくさには段階があり、軽度・中等度・高度・重度の順番で、徐々に聞こえづらさが増していきます。ただ、聞こえづらさが増すごとにお値段が増量されることはありません。
雑音を抑える力、音の処理の程度、どれだけ精細に調整でききれいな音質にできるかによって値段が変わります。
極々軽度に分類される方から高頻度で伺うセリフに
『そこまですごく聞こえづらくはないから、安価な物を希望したい』
というものがあるのですが…
これはご推察いただけるかもしれませんが、寧ろ逆なんです。