こんにちは! リオネットセンター船橋店 ブログ担当平山です。
いきなりですが皆様、『4分33秒』という曲、ご存知ですか?
ジョン・ケージという作曲家が1952年に作ったこの曲、なななんと……!? な曲なんです!!
クラシック曲というのもあってか、ピアノやオーケストラで演奏されることが多いこの曲。噂によるとデスメタルカバーもあるそうです。
詳しいことは是非とも、上のリンクからご覧いただければと思います~!
『お使いのデバイスは正常だおん♪』
ちょっと待ってピクシーくん!? それ盛大なネタバレになっちゃうからやめて!!
『でも無音音楽のお話引っ張り出してきてどうしたの?』
だからデジタロウまで。。。
そんなわけでお話は変わります。
皆様、サウンドハグというもの、ご存知ですか?
そもそもサウンドハグ(Sound Hug)とは、筑波大准教授・落合陽一氏の会社とゼミ生が開発したもの。
ビーチボールと同じくらいの大きさの球体は、楽器や会場内の音などを振動や光に変えて伝えてくれる役目を担っています。
サウンドハグが開発されたきっかけは、「聴覚障害のある方とも一緒に音楽を楽しむ方法はないか」と思った日本フィルハーモニー交響楽団が、デフサッカー選手の仲井健人選手のツイッターを見たこと。
仲井選手はこの時、ご自身が着用体験してみた「オーケストラジャケット」の感想を書き込んでいたのだそうです。
この呟きがきっかけとなり、「耳で聴かない音楽会」のプロジェクトがスタート。同時に、オーケストラジャケットを簡易化した、サウンドハグ開発のプロジェクトも始まりました。
私がインターネットでたまたま目にした時、もう既にコンサートは終わった後。
でもいつか機会があるならば、私も一度体験してみたいなあと思わずにはいられませんでした。
視覚障害を持たれている方が、指先で「触れる」ことで絵を楽しむように。
聴覚障害を持たれている方が、振動や光を「感じる」ことで音楽を楽しめる時代が、身近に迫ってきています。
それはまるで、まど・みちおの「おんがく」の世界みたい。
ひとりのアマチュア合唱人として、わくわくせずにはいられません。
ちなみに冒頭で書きました”4分33秒”は、なんと「耳で聴かない音楽会」でも演奏されたのだとか!!
その模様に関しては此方のニュース記事に書かれてありました。興味のある方は是非ご覧くださいませ~!
サウンドハグも音を耳以外でも感じる音楽会も、今後の発展にも期待大です^^
世界中の沢山の方が、好きな音楽に「触れる」ことができますように!!
★参考サイト★
・《耳で聴かない音楽会》テクノロジーで挑む、音楽のバリアフリー
・音と静寂を堪能し、音楽の将来を垣間見ることができた日曜日 『耳で聴かない音楽会』体験記
・音楽を“身体”で聴いて楽しむ!「耳で聴かない音楽会」とは?
・暗譜への一歩 「まど・みちお」存在するってなんて素晴らしいんだろう(2)