【船橋店】あれっ、聞き間違い?

こんにちは! リオネットセンター船橋店 ブログ担当平山です。
今日のブログは久しぶりに(!?)真面目なお話。長くなります~!

遡ること……えっ、もう10年!?

いきなりですが私は高校生の頃、英語を勉強したくてミッションスクールの英語コースに所属していました。
高校にはアメリカ人の先生、オーストラリア人の先生、メキシコ人の先生、インド人のシスターが常駐。アメリカ英語・オーストラリア英語・メキシコアクセントの英語、それからインディアンアクセントの英語を常日頃耳にするという、非常に贅沢かつ恵まれた学生生活を送っていました。
あの頃の私よ。もっと真面目に勉強してくれれば、今頃君はおバカじゃなかった!
はず( ´艸`)クスクス

……いや、ちょっと待ってください。私が英語コースの一員としてオーストラリアに研修旅行に行ってからもう10年経ったの!?
Time flies sooooooooo fast! lol
(光陰矢の如し、という意味ですw)

オーストラリアはアメリカと比べるとご飯が美味しかったなぁ。飛び交う言葉やテレビ番組の内容が違うだけで、雰囲気的にはそこまで日本と変わりなかったような感じがします(⌒∇⌒)

※個人の感想です

オージー訛りを学ぼう!

そんな研修旅行直前のある日。
オーストラリア人の先生の授業で、オーストラリア英語の訛りについて勉強していました。
通常私達が学校で学ぶ英語は、”a“の音を「エイ」とか「エァ」とかと発音します。
下に例文と発音記号を記載します。赤字になっているのが”a“の発音です。

John caught the cat under the table.
/ʤɑn kɑt ðə kæt ʌndər ðə tbəl/

強引に片仮名で書いてみると、
「ジョン コート ダ キェャット アンダー ダ テイボー」
という感じ。ちなみに「ジョンは机下にいた猫を捕まえた」という意味です(;^_^A

これがオーストラリア英語になりますと、”a“の音は「アイ」と発音されてしまいます。
先程の例文で見てみますとこんな感じ! 青字で表示するところがオーストラリア訛りのところです。

John caught the cat under the table.
/ʤɑn kɑt ðə kæt ʌndər ðə tbəl/

先程「テイボー」だったのが「タイボー」に変化!
タイボー。何かちょっとだけ強そう!?

オージー・イングリッシュ・ジョーク

さて、先生がオーストラリア人と他国の方が英会話すると、というジョークを話してくれました。
Aさんがアメリカ出身の方、Bさんがオーストラリア出身の方。
赤色が「エイ」の発音、青色が「アイ」の発音だということを踏まえてお読みくださいませ。

A: Hi. What are you going to do today?
B: G’day. I’m going to go to a hospital today.
A: No way, seriously!? Are you gonna hospital to, what!?
B: ?? Today.

以下、和訳。
A:やあ、今日は何するの?
B:やあ、今日は病院に行くんだ。
A:おいおい冗談だろう!? 君、一体全体病院で何する気なんだ!?
B:?? だから、今日行くんだよ。

英文でも和訳でもAさんとBさんは、お話ししていて何かが食い違っている模様です。
実はこれ、todayという単語が「トゥダイ」と発音されてしまっているがゆえに起きてしまった、ある種放送事故みたいなもの。
和訳はあえてつけないでおきますが、これは一文字違うと大惨事!! の代表例です。あくまでもこれは、御国訛りによるオージージョークではございますが……(;^_^A

日本語でも起こりうる、言葉の聞き間違い

でも日本・日本語会話での実生活においても、言葉の聞き間違いは起こるはず。
年齢を重ねるにつれ、言葉の聞き取りの能力って、どうしても衰えていってしまうんです。
例えば……

「ハウング」→「ハウング」
トウさん」→「トウさん」
一時渋谷に集合!」
       →「七時日比谷に集合!」

これはだいぶ極端な例ではありますし、誰もがこのように聞こえるのかといわれると個人差もあるので違ってくるはずです。
ただ、日常でこんな感じの聞き取りになってしまったら、会話の輪の中にも入っていきづらくなってしまいます。。。
ちなみに、先日紹介いたしました奥田氏のブログに、このような記述がございましたので引用いたします。

『ことば』を聞き分ける能力の低下は、音を感じる内耳(蝸牛)や聴神経および中枢の働きが弱っていることが原因と考えられます。そのため、ただ単に音を大きくするだけでは、聞こえるようになるとは限りません。

出典:補聴器のこと、難聴のこと|リオネットセンター認定補聴器技能者のブログより、難聴になると低下する機能

恥ずかしながらわたくし・平山も、この業界に飛び込む前までは言葉の聞き取りが難聴に影響してくるだなんて思ってもいませんでした。取りあえずでっかい声でしゃべっておけば理解してくれるでしょ、というまぁお気楽なことを考えていたのが恥ずかしいくらいです。
そしてこの言葉の聞き取り、年齢とともに低下していくだけでなく、完全に元に戻ることはないということも。。。

補聴器必要かなぁ、と思っている理由は……

補聴器が必要かなぁ、と思っている方はたいてい、「音が聞きづらくなった」と仰っています。
でもそれって、「会話についていけなくなった」とか「小声や言葉が聞き取りづらくなってきた」とかいうのが多いのではないでしょうか。

リオネットセンター船橋店を含む東日本リオンが運営していますリオネット補聴器取扱店では、補聴器をフィッティングするにあたり、補聴器をつけてどれくらい効果があるのかなというのを探るべく、語音明瞭度というものを測定いたします。
まずはお客様にとって丁度いい音量から言葉を聞かせてあげて、どれくらい言葉の書き取り(聞き取り)ができるかな、というのをお調べいたします。

例えば怒鳴り声の大きさではどうかな。
例えば小声レベルになった時ではどうかな。
片方だけに補聴器をつけられるとするならば、右と左、どちらにつけてあげたらいいのかな、などなど。

語音明瞭度の測定を行ったうえで、お客様に最適な補聴器をフィッティング致します。

そうそう、奥田氏のブログに、こんな言葉も書かれてありました。

補聴器は「つけたら言葉がはっきりする医療機器」ではなく、
その方のもつ 最高語音明瞭度を引き出す医療機器」 なのですから。

出典:補聴器のこと、難聴のこと|リオネットセンター認定補聴器技能者のブログより、補聴器選びに欠かせない語音明瞭度測定(語音弁別測定)

100%元通りは難しい。でも、

平山はコンタクトレンズユーザー。視力はびっくり、両目ともに0.01Σ(・ω・ノ)ノ!
メガネをかけてもコンタクトレンズをつけても、私の視力は小学校一年生、いえ幼稚園生の頃だったあの頃のようには戻りません。悲しいかな、外してしまうと家の中を歩き回るのさえ苦労してしまいます。
コンタクトレンズだとちょっと目の奥が疲れてしまう時もありますし、乱視も入っているから毎月の値段が馬鹿にならない。
メガネをかけるとレンズが重すぎて肩がこる。主人に昔買ってもらったおそろいのメガネ(すみません、突然ののろけ本当にすみません……)、主人のは軽くて使いやすいはずなのに、私のはレンズのせいで長時間使うのには適さない。後、すぐ顔からずれ落ちる。

ただ、メガネをかけて肩がこっても。コンタクトレンズをつけて目がちょっと疲れてしまっても。
私が私らしい生活を送るために、言い換えると私がいろんな「もの」を見るためには、コンタクトレンズもメガネも手放せない相棒です。

補聴器も同じかな、と私は考えています。
機械を通したような音は聞こえるし、目立っちゃったらちょっとだけ恥ずかしいかもしれない。
早口は聞き取りづらいし、もごもごしゃべる人の言葉も聞こえづらい。
人によっては補聴器をつけても言葉の聞き取りがうまくいかない場合もあるかもしれません。

でも、補聴器をつけることで、家族と同じ音量でTVが見られたら。
補聴器をつけることで、今まで聞こえなかった鳥のさえずりが聞こえたら。
補聴器をつけることで、クラクションや自転車のベルが聞こえて安全を確保できたら。

少しでも生活の質は上がるかもしれません。

そろそろ補聴器を、とお考えの方が、その人らしい生活を快適に送っていただくために。
私達と一緒に、お客様にとっての「より良い聴こえ」を考えていきませんか?

あなたのより良い聴こえを目指して
補聴器専門店 リオネットセンター船橋店